サンタクロース ”雑感”
クリスマスとサンタクロースは子供たちにとって一番待ち遠しいもの。
ところでどんな関係か日本のクリスマスと違うのか?遠い昔アムステルダム
に住んでいたころを思い出してみました。
オランダではシンタクラース(聖ニクラウス)の祭りが12月6日にあります。
赤い衣装に十字架の帽子をかぶった司祭服に似た白い髭の姿で黒人をお供に
付けています。この聖人はフランスではサン・ニコラと呼ばれる海運の守護聖人で
12月6日がその日です。 この祭りは賑やかで子供たちは靴下をぶら下げてプレゼントを
期待します。一説ではオランダからアメリカに移民した人たちがこのお祭りを持ち込んで
それが英語のサンタクロースとなったようです。
ちなみに12月の25日はキリスト誕生のクリスマスで、教会に行って礼拝をしたり、
家族で食事をしますが、日本のショートケーキような丸いイチゴののった豪華なケーキは
なく、どちらかというとドイツのシュトレンというナッツやレーズンなどが入った焼き菓子で上にたっぷりと粉砂糖を振りかけたものを食べます。雰囲気は日本の正月のようです。